写真日和

私が撮ってきた写真を載せるブログです。

【EPSON CP-600】「柳森神社」

平成10年(1998年)にエプソンより発売されたデジタルカメラであるEPSON CP-600で撮った2013年5月後半の「柳森神社」の光景です

【EPSON CP-600】「柳森神社」

柳森神社

柳森神社について説明します。
長禄2年(1458年)太田道灌江戸城の鬼門除として現在の佐久間町一帯に植樹した柳の森に鎮守として祭られたのがはじまりとされ、万治2年(1659)に神田川堀割の際に現在地に移された神社だそうです。
ここでひと際目立つのは、狸の蔵である「おたぬき様」で、「たぬき」=「他抜き」とかけ、他に抜きんでるという意味から勝負事や立身出世、金運向上にご利益があるとされているようです。
ここに来てもっとも気になったのはこの「おたぬき様」でした。とても愛嬌がある顔をしていて、写真に撮りたくなって仕方がなくなる魅力に溢れています。
多分ここに来るカメラ好きは、この「おたぬき様」なのかも知れません。
今回は、この柳森神社の写真を載せます。
使用カメラは、平成10年(1998年)にエプソンより発売されたデジタルカメラEPSON CP-600です。
撮影時期は2013年5月後半です。

EPSON CP-600で撮った2013年5月後半の柳森神社の光景

【EPSON CP-600】「柳森神社」

▲行った柳森神社に猫が居たので、ここに来ていた女の子らが「かわいい」とばかりに猫の方へ向かって行きました。

【EPSON CP-600】「柳森神社」

▲ピンクの服の女の子が、「早く早く」と言って、友達を呼んでいる感じがしました。

【EPSON CP-600】「柳森神社」

▲猫の元に行ったら、女の子らは猫を携帯電話のカメラで写真に撮り始めました。

【EPSON CP-600】「柳森神社」

▲女の子らを釘付けにした猫を撮りましたが、堂々としていて、写真を撮られても動じることなく寝っ転がっていました。

【EPSON CP-600】「柳森神社」
【EPSON CP-600】「柳森神社」

▲柳森神社の光景です。

EPSON CP-600

EPSON CP-600

デジカメ創世記に発売されたEPSON CP-600があります。
EPSONというと多くの人のイメージはプリンタだったりすると思いますが、デジカメも出していました。
Leicaより先に発売したデジタルレンジファインダーカメラR-D1シリーズを出してましたが、マニアック過ぎて売れている話は聞くことはありませんでした)。
EPSONのCP-600は、平成10年(1998年)にエプソンより発売されたデジタルカメラです。
前年に発売された81万画素のCP-500をベースにした130万画素のデジカメで、発売当時の価格は84,800円でした。
この頃のデジカメでは安い部類のカメラになります。
記憶媒体コンパクトフラッシュ、電源は単3電池4本です。電源はレンズ周辺のリングを捻るという独自のスタイルで、それに慣れるまでは使いにくさを感じると思います(変わった電源の入れ方と楽しむのもいいでしょう)。

そんなカメラなんですが、当時のデジカメに多く見られる電池食い虫なため、それを解消するためにディスプレイOFFの機能が付いています。
それを使ってディスプレイを非表示にさせてることで省エネを実現させています(これをすることで電池が長持ちします)。それを使った場合は、フィルムカメラ同様に光学ファインダーを使用して撮るスタイルになります。

写りですが、とても優しい描写をしています。
トイカメラデジタルカメラ版のトイデジによく見られる安いレンズを使っているためユルイ写り、という感じではなく、このように写るように計算されて設計されたカメラという印象を受けます。
今回のように、猫を囲む優しい動物好きの女の子のスナップ写真にはピッタリのカメラでした。
写真屋でプリントしたところ、本当に優しい写真に仕上がっていました。こういう感じに写るカメラもなかなかないので、いい買い物をしたなって思いました(私はこのカメラをジャンク品という形でたったの200円で購入出来ました)。
なおこのカメラ、実はEPSONが作ったものでなく、当時デジカメを作らせたらトップクラスだった三洋電機が依頼を受けて作ったものらしいです(余談ですが、デジカメという言葉は三洋電機登録商標です)。