写真日和

私が撮ってきた写真を載せるブログです。

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園

1981年11月に発売された、110フィルム使用の110カメラであるハローキティカメラ フラッシュAWで撮った上野公園の光景です。

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園

上野公園

上野公園は正式名称は上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)と言います。武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」にあることから上野の山とも呼ばれます。東京都建設局の管轄の公園で、総面積約53万m²と大きい公園です、園内には博物館、動物園等、多くの文化施設、彫刻家高村光雲作の西郷隆盛像があります。

この場所は、江戸時代、三代将軍・徳川家光江戸城丑寅(北東)の方角、すなわち鬼門を封じるためにこの地に東叡山寛永寺を建てた所で、芝の増上寺と並ぶ将軍家の墓所として権勢を誇っていましたが、戊辰戦争寛永寺に立て篭った旧幕府軍彰義隊と新政府軍が衝突し(上野戦争です)、一体は焼け野原になりました。その後、1870年、医学校と病院予定地として上野の山を視察した蘭医ボードウィンが、この場所を公園として残すよう日本政府に働きかけ、政府が応じて1873年に日本初の公園に指定したのが上野公園の始まりです(ボードウィンが上野公園の生みの親と呼ばれているのはそのためです)。

桜の名所としても有名であり、園内に園内には博物館、動物園等、多くの文化施設、彫刻家高村光雲作の西郷隆盛像があるという、大変見所が多い公園なので、いつも多くの人が訪れる公園です。東京の名物といっていい公園です。今後もその人気は変わらないで多くの人を楽しませてくれる公園として続いていくでしょう。

今回の写真は、ハローキティカメラ フラッシュAWで撮った上野公園の光景の写真を載せます。
使用フィルムはLomographyのColor Tiger 110 ISO 200です。
撮影日は2019年5月頃です。

ハローキティカメラ フラッシュAWで撮った谷根千付近の上野公園の光景

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園
【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園
【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園
【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】上野公園

ハローキティカメラ フラッシュAW

【ハローキティカメラ フラッシュAW】【フィルム写真】谷根千付近

今回使用したハローキティカメラ フラッシュAWですが、1981年11月に発売されたカメラです

一見トイカメラのようなカメラですが、完成度が高い110カメラになっています。どうやらこのカメラ、スペックなどを見ると、1979年4月に発売されたポケットフジカフラッシュAWをベースにしたカメラのようです。それを富士フイルムが低年齢層の需要拡大を図ってハローキティを使って、デザインしたカメラだと思われます。

単三電池2本を使うカメラで、フィルムを入れると自動的にシャッタースピードを決めてくれ、シャッターを押すと自動的にフィルムを送ってくれるという、操作は全てカメラ任せという、低年齢層でも簡単に写真が撮ることが出来るように設計されています。低年齢層にとって難しいフィルムの装着をカートリッジ形式の110フィルムを採用することで克服、当時横に平べったかった110カメラを普通のカメラのような縦型にすることで、手ぶれによる撮影ミスを激減させるようにしているという素晴らしさがあります。それにストロボとオートワインダー機構を内蔵しています。

粒子が粗さが問題である110フィルムの画質を最低限度に抑えているのも良い点です。これはフィルムメーカーをして110フィルムを実際に発売していた富士フイルムだけに、この点の克服に関して熱心に研究したんだと思われます。今回載せた写真ですが、135mmフィルムに比べると粗さは感じますが、ひどい写真にはなっていません。

このように作られたかわいいキティちゃんがカメラにデザインされているんですから、当時の低年齢層にとって欲しくなるカメラだったと思います(なお、このシリーズには、ミッキーマウスもあります)。今もマニア間では人気あるそうです。なお私はこのカメラをオークションでたったの300円で買いました。